東京には超高層建築物が多いですけども、とても残念なことがひとつだけあります。
あまりにもそれらが密集しているので、展望台にのぼっても他の建物が邪魔になって見えなかったり、今いる建物自身を見ることができません。新宿の都庁にのぼって都庁が見えない寂しさを味わった方も少なくないでしょう?
だから僕はサンシャイン60の展望台が好きです。
東京タワーも六本木ヒルズも新宿副都心もドコモタワーも、そして東京スカイツリーも好きな高層建築はほぼ一望できてしまうからです。
もちろんサンシャイン60自体は見えませんが、別にそれは構わないですよね、今となっては外観自体は魅力的でもないし。池袋という、東京のなかでもわりと端っこの場所なので都心を充分に堪能できます。以下はその眺望をパノラマ写真におさめたものです。画像クリックで巨大オリジナルサイズをご覧いただけます。
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荒川からスカイツリー、東京ドーム、都心、遠くには房総半島やお台場フジテレビなんかも見えてますね。右手にいくと代々木体育館やドコモタワーがありますが、そのずっと向こうにあるのは横浜ランドマークタワーでしょうか。新宿の高層ビル群もよく見えます。中野サンプラザもあります。そして西東京や和光市方面をぐるっと回ってまた荒川の流れ。
最近は魚眼レンズや超広角レンズなどなくとも、カメラをすーっとスイングすれば合成パノラマが撮れてしまうデジカメなどもございます。が、画像解像度などが限られてしまうため、こうして拡大して楽しむにも限界があります。
今回のこの写真はAdobe Photoshopにてバラバラの写真をつないでいます。今はPhotomergeという自動でつないでくれる便利な機能があるんですよ。手放しで色味などもあわせてくれます。
というわけで、たまたま持ち合わせていたカメラとレンズ(EOS Kissと28mmレンズ)で地平線をなるべく画面まんなかに合わせて手持ち撮影37枚。これをPhotoshopで自動でつなぎあわせました。
自動とはいえデジイチは解像度がでかいので30分もかかりましたけどね(汗)そのぶん出来映えはきれいです。ご覧いただいたのはオリジナルといいつつもFlickrにアップするため縮小しています。ほんとの元画像は37934 x 3769ピクセルあります。Tiff圧縮ファイルでも190MBほど、PSB形式の元ファイルはCD-ROMに入るギリギリ620MBでした。
Photoshopお持ちの方はぜひ挑戦してみてください。今回の制作に使用したものは以下の通り。